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2014. 10. 18  
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 『サ、スー!』 チューク語で、さあ行こう! この日もボートでイルカに会いに。

 島の近くまで彼らが遊びにやってくる事もあるけど、やはり積極的にこちらから行かないとねっ。この大海原は、昔から彼らの住む世界。しかも環礁内というジープ島と同じエリアの中だから、おのずと親近感が増す。我々はそこに『こんにちわ!』っておじゃまする訳だから。まあ言ってみれば、同じ町内会の住人のような(笑)

 ドルフィンスイムをするなら、やはりハシナガより人なつっこいバンドウがいい。最近まで、こういう形では人間とほとんど接触した事がなかったので、彼らの方も好奇心を持って近づいて来てくれる。まさに手つかずの、野生のドルフィン・フィールド環境。
 晴れた日の穏やかな日がいい。それだけイルカの背びれを遠くから発見しやすくなるから。

 ボートを止めて、しばし海面の上で待つ。今日は風も穏やかだ。この大海原で聴こえるのは、『ポシャン』というボートの縁に当たる波の音だけ。全神経を集中してイルカの気配に目と耳を澄ます・・・。

 しばらくして現地ガイドの『イルカ!』の声。『いた!』ボートから100m程の所だ。
 ゆっくりとボートを近づける。マスクとフィンを付け、『今だ!』の合図に静かに海に入る。数頭いる中で、ひときわ大きいイルカがいた。アルパだ! 最初に吉田氏に近づいてきた、群を率いるオスのボス。他のどのイルカよりも人間に対して好奇心旺盛で、人なつっこいイルカだ。そしてアルパといつも一緒にいるメスのビー。アルパよりもひと回り小さく、優しい目をしている。

 さあイルカ君達よ、僕らは陸の動物なので泳ぎは下手だけど、
一緒に遊んでくれませんか?と。


 何度も何度も息を整え、ジャックナイフで潜る。イルカ達も闖(ちん)入者の登場に喜んで、回りを嬉しそうに飛びかう。耳から入るイルカの鳴き声。愛らしい眼。見事な流線形の美しい泳ぐ姿。我を忘れて、相馬灯のような目くるめく時間が過ぎていく。時間という概念すら、ここでは必要ないだろう。。

 くるくると自分も回り、そこを縦横無尽に飛び交い、時々のぞき込むよう見つめるイルカ達。ただ見る、見られるの関係ではない不思議なフレンドリーさで、心が通じ合う、あの独特な感覚。それは何て表現したらいいのだろう。。水中で言葉は無くても、テレパシーのようにコミニュケーションが取れるのではないかな~というね。

 やはり、イルカは他の野生動物にはない特別なものがあるんだなあと改めて思う。そして、「イルカ達の住む青い世界に僕らも仲間入りができた」…そんな気持ちにさせてくれる。それは何ものにも変えがたい、新しい世界に触れた時の気分なのだ。まさに「ドルフィン・ドリーム」、至福の時間!

 更に、ここのバンドウイルカ達、特にアルパの群れは、ダイバーの吐く泡や呼吸音をいやがらない。だからここでは、タンクを背負ってのスキューバでも海の中で野生のイルカと遊べる。これは、なんて素敵な体験だろう。

 一定の水深に止まっていられるから、目線が完全にイルカと同じになれる。水面から差し込む光の中に、溶け込むように泳ぐイルカ達。彼らは限りなく美しく、そして眩しい。呼吸が落ち着けるので、シュノーケリングでは味わえない、深い青の臨場感に陶酔できる。更にもう一つ向こう側のイルカの世界に、一歩近づけたような気分だ。
 (コーディネートが難しいので、一般ゲストに対しては現在シュノーケルだけで、スキューバのオプションは行っていない)

 そして、ある一つの考えが浮かんだ。地球上には多種多様な生物達が存在している。でも、野生の状態で向こうから人間に近づいてきて一緒に遊べるのはイルカだけだと!

 イルカの天敵はサメだけど、彼らは賢いので、ちゃ~んと人間は危害を加えないという事を知っていて、それを見極められるのだ。一見おとなしそうな草食系のシマウマやシカにしたって、近づいていけばただ逃げるだけ。しかも下手に刺激をして蹴られでもしたら、大ケガを負ってしまう。。

 ペットとして飼われている犬は確かに人に慣れてはいるけど、野生に戻った「野犬」を考えてほしい。野犬ほど危険な動物はいない。これは猫でも言える事。
 となると、これは凄い事だ! 大人になっても好奇心を失わず、賢く、遊ぶ事が大好きなイルカ達。やはり彼らは特別な存在なんだなぁと。
 そして大海原を駆け巡る彼らと、対等の目線で友人のように触れ合いたいと思うのだ。

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プロフィール

三輪アキラ

Author:三輪アキラ
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 JEEP島プロデューサーとして、この「究極の癒しの島」を、スタート時から17年の長きに渡ってプロモートし、日本中の人達に紹介している。
 専門は「旅」に関する広告関係を専門に扱うアートディレクター&アドバイザー。企画プランニング、写真撮影、文章、デザインから、印刷&web制作まで、幅広くトータルにクリエイティブのサポートをしている。

 元々、JTB&JRの宣伝を扱う広告代理店に所属していたのだが、独立して(有)ギルマンという広告プロダクションを設立し現在に至る。とにかく旅が好きで、海外旅は120回以上に及ぶ。
 特にダイビングはプロ級。27年以上のキャリアで2000本以上潜り、「海」を特に得意分野としている。

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