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2014. 12. 17  
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 この島の歴史は犬の歴史。そう言っても過言でないほど、犬の存在感が大きい。ここで育ったので、ほんとに人なつっこく、自由に伸び伸びと島で暮らしている。そんな彼らと過ごすのは、滞在中の大きな楽しみの一つだ。

 今までも入れ替わり立ち代り、様々な犬が居たわけだけど、やはり特筆すべきはメスの初代ビキニ(色は黒)。とても賢い犬だった。そして「情が分かる」というか、不思議なぐらい心が通い合う気がした。もしかしたらこの犬は、自分のことを人間だと思っているんじゃないかというぐらいに・・・。

 ゲスト達がテーブルを囲んで談笑している時も、まるで自分も参加しているかのようにイスの上に座り、話を聞いていた。
 そして面白かったのは、島から帰る時の恒例のお見送り。残ったゲストやスタッフ達が一列に並んで別れの挨拶をしている時だ。『あれっ? ビキニがいないな?』 見ると、隅のほうでふてくされたような感じでソッポを向いている。あれだけ人なつっこい犬なのに。。
 ビキニにしてみれば、『何で行っちゃうの?』という精一杯の感情表現だったのだろう。

 そしてある時こんな事もあった。実際に自宅でも犬を飼っていて、とても犬好きの女性ゲストと僕も島で一緒だった。滞在中も『ビキちゃん』と呼び、とても可愛がっていた。
 そして帰る時だ。彼女と一緒に同じボートで島を離れようとした時、ビキニが海に飛び込んできたのだ。ボートはどんどん島から離れていくのに、かまわず泳いで追ってくる。もう、ほとばしるように感情が先行してしまうのだろう。。
 『これ以上来ちゃうと島に帰れなくなっちゃうよ~』と、彼女も泣き出してしまう始末。もう泳いで帰れるギリギリの所で、最後は何とかスタッフと協力して、島に戻るように促して事無きを得たのだけど・・・。

 そんな「初代」も、ある日難産で天国へ行ってしまった。。しばらく僕も、ポッカリと穴が開いてしまったような気分になったものだ・・・。

 そしてしばらくして、新しいメスの犬(色は白)が島に入ってきた。名前はこの土地の慣例に従って「二代目ビキに」を襲名した。僕としては、この名前は余りにも初代のイメージが強いので、最初はかなり抵抗があった。でもこの新しい犬と触れ合った瞬間、そんな思いも吹き飛んだ! この犬も初代に負けないぐらい賢くいい性格をしていたからだ。目は初代と同じ目だ。初代がどちらかと言うとウエットなのに対して、こちらはもうカラッと天真爛漫を絵に描いたよう。大人になっても子供のように可愛らしい犬だった。

 そしてそんな二代目も病気で天国へ・・・。これからも三代目、四代目と、メス犬のビキニが島と共に歴史を創っていってくれたらと思う。

 それにしてもいつも思うのだけど、ジープは「無人島」なのか「有人島」なのか?
 常駐の現地スタッフがいる訳だから、本来「無人島」と呼ぶのはおかしいのだけど、僕の中では、もうキッチリ、ポッキリ、「無人島」! 誰が何と言おうと、「無人島」! これってイメージの問題なのだよねぇ。
 モルディブの小さな島(でもジープよりは遥かに大きい)には、もうかれこれ10回程行ってるんだけど、「無人島」ではないものなぁ・・・。やっぱりあそこは「リゾートの島」なんだよねぇ。うんうん。

 で、ジープに住んでる犬は、当然「無人島犬」な訳だ。ところがこれの凄いトコロは、本来無人島犬といったら、サバイバルして魚を捕ったり、雨露でなんとか水分を確保したりと、かなりハードなイメージ。それがここの犬達はまったくもって、それと逆なんだよな~。。

 入れ替わり立ち代り訪れるゲストに対して、愛想を振りまいて遊んで貰ったり、大好きな肉のオコボレをもらったりして、そんじょそこらの犬よりも、多くの人間と仲良く暮らしている。
 これのどこが無人島犬なんじゃ~!「多人島犬」ではないか! と言われるかもしれないけど。。ごもっとも・・・。でもこれも僕の中では、やっぱり無人島犬なんだなぁ。

 何処にいようと、鎖につながれるなんて事は全くないし、好きな時に遊び、散歩し、昼寝をし、ゲストに愛想を振りまき肉をもらい、(贅沢にも肉以外には見向きもしない) いちおう犬の本能で、部外者が島にやってきたと思ったら吠え、(吠えなくていい時にも吠え) サメの子供が浅瀬にやってきたら、『これ以上オレのナワバリにくるなよ!』と海に飛び込み威嚇し、肉を腹一杯食べれた日には、ゲストには目もくれず昼寝をし、記念写真を撮る時には、いちおう「お仕事」ってな顔で輪に入り、何か面白そうな事をやってるなと思えば、必ず首を突っ込み、雨露をしのぐ小屋はふんだんにあるのに、ゲストのベッドにもぐり込んで撫でてもらい、小さな島なので外敵もいず、自由に、気ままに、のんびりと・・・。

 ねっ!やっぱり「無人島犬」でしょ!!(笑)

 最後に僕が一番可愛いなと思う時は、早朝3時半。まだ朝とも言えぬ暗い時刻に、ひっそりと月や星の写真を撮るのだけど、そんな一番無人島らしい時に、嬉しそうにトコトコ駆け寄ってくる時かな。

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2014. 12. 17  
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 『アキラ、今夜の夕食は魚だけだけど、いいか?』とリペル。『うん、問題ないよ』と。
 その日、島に滞在しているのは僕だけだった。もちろん食べることは大好きで、実際、東京の自宅では、毎夜、居酒屋のようにオカズを並べて酒を飲んでいる我が身。でもこの島だと、もう何でもいいやと思ってしまう。この環境だ。どんなものでも美味しく食べれるのだ。

 ただ一つ、かなりこだわるモノがある。それはコーヒー。島にもインスタントコーヒーがフリーで置いてあるけど、一度も飲んだことはない。持参するマイコーヒーのみ。さすがにミルまでは持っていかないけど、必ず東京のお気に入りの店で買って、直前に挽いたものを滞在分用意する。もちろんドリップカップとペーパーフィルター、保存用の缶とマイカップも入れてワンセットだ。僕の数ある島滞在の七つ道具の一つ(笑)

 基本、ブレンドは滅多に飲まない。トラジャ、ハワイコナ、グァテマラにマンデリンetc.と、産地の個性を別々に味わうのが「通」というものだ。
 これって考えてみると、ウイスキーのシングルモルトにも通じるよなぁ。一つの蒸留所の個性を重視するのがシングルモルト。(だからシングルな訳) 逆に様々な蒸留所のモルトをブレンドして、メーカーごとに特色を出すのがブレンデッド・ウイスキー。要するにジョニ黒とかシーバスとかいったたぐいだ。

 もうシングルモルトの味をしめると、ブレンデッドではとても物足りなく感じるのだ。中庸で個性が無くて、茫洋としていて・・・。

 で、この島で飲むコーヒー。これもまた酒と同じで東京で飲むコーヒーの100倍は旨い! 嘘だと思うなら、是非お試しあれ(笑)

 話が脱線したけど、そう、この日の夕食は魚だけだったのだ。正真正銘、小ぶりのカツオを丸ごと一匹、ただ焼いただけ。もちろん、ダイコンオロシや付け合せなんて洒落たものは無い。一匹丸ごとで、ド~ンと勝負! ご飯があったかどうかさえ記憶に無いぐらい、丸ごと一匹。それも、たまたま通りがかった舟で捕れたものを分けてもらったヤツだから、まさにさっきまでそこら辺を泳いでいたものだ。

 島の「食」というと、僕はすぐにこのカツオの味を思い出す。それは身が締まっていて、醤油や塩が無くても濃厚な野生の味がし、噛みしめるほどジューシーで、奥が深くて・・・。ワイルドにむさぼるように、骨だけ残して食べ尽くした。。今までの人生の中でも、最高の焼き魚だった。

 次の日、本島のスタッフも含めてちょっとしたウワサになったらしい。
 『アキラが魚を骨だけ残して丸ごと綺麗に食べた』と(笑)

 だろうなぁ。。こっちの人は基本手で食べるので、ご飯と一緒にグチャグチャとこねて食べるのが習慣。日本では普通の、骨だけの魚の食べ後を見たら、けっこうなカルチャーショックだったのでは。確かにあれは、箸(ハシ)文化があってのものだよなぁ。

 ただこれから行かれる人に誤解が無いように。通常は、朝はフレンチトーストに目玉焼き、肉野菜炒めなど。 昼は、臨機応変に対応していて、時にはゲストが持参したソバやソーメンが出ることも。夜は、滞在中一日は必ずバーベキューをやってくれる。現地の秘伝のタレで焼く牛や豚や鶏肉は、とても美味しい。リクエストがあり、タイミングが合えば、ロブスターやマングローブガニを食べる事もできる。
 それ以外には、カレーライス、ハンバーグ、ローストチキン、ロールキャベツなど。
 デザートは、バナナやパイナップル、マンゴーなど。

 ジープ島滞在に慣れてくると、いろいろ食材を持っていくのも楽しみの一つ。レストランを併設する普通のリゾートではありえない事も、ここならOK。逆によく持ってきてくれたと歓迎される。これホント!

 例えば、ソーメンやソバとメンツユを持っていけば、気軽にランチとして料理してくれて、みんなで食べられる事ができる。その為に、わざわざ天ぷらを揚げてくれ、天ぷらソバにしてくれることも。
 基本が白ご飯なので、海苔やメンタイコや漬け物などもとっても重宝。

 とにかく、全てに渡ってアットホームでフランクな所。無人島で食べるこれらの素朴な食事が、またいいんだよねぇ。
 まあ何と言っても、このロケーションで食べるムードが、最高のスパイスの効いた贅沢な味なのかもしれない。

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2014. 12. 14  
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シュノーケリング~魚達との戯れ
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島時間~過ごし方
プロフィール

三輪アキラ

Author:三輪アキラ
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 JEEP島プロデューサーとして、この「究極の癒しの島」を、スタート時から17年の長きに渡ってプロモートし、日本中の人達に紹介している。
 専門は「旅」に関する広告関係を専門に扱うアートディレクター&アドバイザー。企画プランニング、写真撮影、文章、デザインから、印刷&web制作まで、幅広くトータルにクリエイティブのサポートをしている。

 元々、JTB&JRの宣伝を扱う広告代理店に所属していたのだが、独立して(有)ギルマンという広告プロダクションを設立し現在に至る。とにかく旅が好きで、海外旅は120回以上に及ぶ。
 特にダイビングはプロ級。27年以上のキャリアで2000本以上潜り、「海」を特に得意分野としている。

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